銀行に足を運ばずとも、インターネット上で簡単に取引ができる「インターネットバンキング」
今やインターネット専業バンクやメガバンクのみならず、地方銀行や信用金庫のほとんどでこのサービスを提供しています。すでに日々の経理業務にフル活用しています!という方も多いのではないでしょうか。
なにか取引があるたびに、まだいちいち店舗窓口に出向いている…なんて、時間も労力も勿体ない!
是非これを読んで、インターネットバンキング利用をスタートしてはいかがでしょうか?
インターネットバンキングでは何ができるのか?
まずは某メガバンクの法人向けインターネットバンキングを例にとり、利用可能な取引メニューを挙げてみます。
1 残高・明細照会
2 振込・振替
3 組戻し・訂正・再振込
4 総合振込・給与賞与振込
5 口座振替
6 振込入金通知
7 税金・各種料金の支払
8 特別徴収地方税納入
9 取引通知 など
店舗窓口やATMで行う手続きの大半ができることが分かりますね。
会社のPCからはもちろん、端末さえあれば出先でも、24時間いつでも手続き可能です。
また、インターネットからだと振込にかかる手数料が安くなる銀行もあります。
窓口に出向く場合にかかる依頼書類作成時間・待ち時間・移動時間のすべてを短縮でき、場合によっては振込手数料も安くなり、効率化できることは大きなメリットです。
もう1つメリットとして、会計システムとの連携がしやすいことが挙げられます。入出金明細などの取引データを、自動で直接連携したり、出力して取り込んだりということが可能になるのです。
更に、連携したデータの仕訳処理パターンを自動で学習してくれる会計システムもあり、その機能を活用できれば回数を重ねるごとに自動仕訳の精度が向上するため、会計処理はどんどん楽になるでしょう。
通帳に印字された取引データを会計システムに手入力すれば、その量に応じて相応の時間もかかってきますし、入力ミスが発生することもあります。インターネットバンキングを利用することで、そういった会計処理の課題も解消し、効率化することができるのです。
便利な一方で、注意点もあります。
当然のことながら、インターネットバンキングには強度の高いセキュリティ対策が取られており、安全な取引のために本人確認用のIDやパスワードが設定されます。
これを忘れてしまうと、一切の取引ができなくなってしまいます。忘れないことは勿論ですが、利用ルールを決めて厳重に管理することが大切ですね。
銀行に行かなくてよくなる上に、会計処理まで効率化できるインターネットバンキング!
もしまだ利用していないという方は、まずは慣れ親しんだ主要取引銀行から始めてみるのもおすすめです。
最初のひと手間を乗り越えて、大きなメリットを享受しましょう!